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168:O竹オメデトウ!!! / :
山形県新庄市の市立明倫中学校で93年1月、1年生の児玉有平君(当時13歳)が体
育用マットの中で窒息死した事件をめぐる損害賠償請求訴訟で、山形地裁は19日、遺
族側の請求を棄却した。手島徹裁判長は、傷害と監禁致死容疑で逮捕・補導された当時
の上級生ら元生徒7人のアリバイを認め、事件への関与を否定。同市の管理責任追及に
ついても退けた。少年審判で保護処分(刑事事件の有罪)、不処分(無罪)と判断が分か
れたこの事件で、7人全員の「無罪」を認定した初の判決となった。
7人のうち逮捕の3人(当時14歳)は93年、山形家裁で不処分、補導のうち3人
(同13歳)は保護処分になった。補導の1人(同12歳)は児童福祉司指導の行政処
分となっている。
保護処分の3人は抗告したが、仙台高裁は棄却し、不処分確定の3人についても事件
への関与を指摘した。最高裁も再抗告を棄却し、3人の保護処分が確定した。
7人は「女友達と会ったり、自宅で友人と遊んでいた」とアリバイを主張し、暴行を
否定。「有平君が自分でマットの中に入った可能性もある」と事故死説を唱えた。同市も
「いじめを把握できなかった」と争っていた。
訴訟は有平君の父親の昭平さん(53)=同市北町=ら遺族4人が95年12月に提
訴。「いじめがエスカレートした結果で、学校にも管理責任がある」と7人と同市に総額
約1億9400万円の支払いを求めた。
訴えによると、7人は93年1月13日夕、有平君に校内で「一発芸」と呼ばれる一
人芝居のような行為を強要。有平君が断ると体育館の用具室でプロレス技をかけるなど
暴行を加え、巻いて立てかけてあったマットに頭から逆さまに押し込み、窒息死させた
とされた。(毎日新聞)


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