前 次 新10 1- 板 書
12:氏名黙秘 / :
東北学院大学法科大学院の理念
日本の法律家、特に弁護士の数はもともと絶対数が不足しています。
しかも大多数は東京・大阪などの大都市圏に集中しているため、地方
では気軽に法律相談に応じてくれる弁護士が特に少なく、法律で解決
できるはずの日常のトラブルが、うまく解決されていないという現実
があります。こうした地方の弁護士不足という現状をふまえ、「東北
地方をはじめ地域で活躍する弁護士を養成すること」が私たちの基本
目標です。そのことによって、地域に貢献する法科大学院になりたい
と考えています。
地域密着型の弁護士の育成 地域に密着した弁護士とは、例えばか
かりつけの「町医者」があるように、身近に「町弁護士」がいる、
と考えればわかりやすいでしょう。「町弁護士」がいつもそばにいれ
ば、身の周りで起こったトラブルや法律問題なども気軽に相談するこ
とができます。どこに住んでいても、必要な時に法律的サービスが受
けられる社会を作っていくことが私たち地域の大学としての役割。そ
のための弁護士を育てたいのです。
前 次 書
ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)