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245:法科大学院、約2ヶ月経過で見えてきた現実 / :
何人か集まると、
必ずといっていいほど講義に対する不満の話が出てくる。
結局、法学部の講義スタイルの焼き直しでしかないという実態が
あらわになってきた。看板だけ架け替えても、教員は同じなんだから、
当たり前といえば当たり前。
教員本人たちが、従来の法学部における講義とは異なるものにしよう、
とそれなりに意気込んでいるだけに、ある意味逆に始末が悪い。
「しっかり教育しよう」「できるだけの教育をしよう」
という熱意というようなものは感じられる。努力の形跡は見えるのだ。
それ故に、ご本人たちを前にしては批判しにくい。
ただ、結局彼らには「教える能力」がない。ここが致命的。


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