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420:氏名黙秘 / :
中央公論3月号
【合格率八〇パーセントは幻に法科大学院の「倒産」が始まる】小林哲夫
[www.chuko.co.jp/koron/]
以下抜粋
○志願者が前年比で2〜3割になった中規模以下の大学院は将来厳しい。
○(都内私大法学部教授談) 悲しいかな合格率は偏差値に比例する。
合格率30%程度にしかならない法科大学院を作っても何の意味もない。
○(大宮・宮澤節生副学長談)「学生達は教員が予想した以上に予習復習をしっかり
やっている。教員、科目によって差は出てくるかもしれないが勉強量はかなりのもの。
教員も授業方法や内容に様々な努力を積み重ねている。」
○★教員のリコールを求める学生も現れ、カリキュラムに見切りを付け、予備校通いをする学生も出てきた。★
○(早稲田大学では)「自主的な勉強グループが出来ているが、現行試験受験経験者が
予備校的勉強を披露し、それが院の授業と食い違うので混乱している学生が見受けられる」
○(慶應大学では)「予備校テキストを参考にした学生のほうが、教員の指示した教科書や
判例しか読まなかった学生よりも成績が良い」
○文科省専門教育課長談「法科大学院は入学段階で厳しく選考しているのか?学生に厳しい
成績評価を行っているか?将来、合格の望みがない学生には大学院の責任で早期の退学勧告を
出す方が学生のため。プロセスの中で育成すると同時に学生の適性も見極めて選別する。
厳しい姿勢を見せないと合格枠拡大に対して国民の支持は得られない。」
○合格率が30%を切るような事態になれば法科大学院の存在意義が問われ、学生は集まらず
体力が持たず早々に潰れる。
○三振法務博士を雇うか?の問いに対してメーカー法務部「司法試験崩れに任せるのは危険」と
冷ややかな態度。
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