新10 1-
669:学生さんは名前がない / :
今日、東京の会社(ちょっと有名企業)に面接行って帰ってきた。
皆に厳しい現実を教えよう。
一次面接は5人でのグループ面接。面接官は3人。
面接官A:各自で自己紹介をお願いします。では、右端から。
学生A:ハイ、中央大の○○です。私は〜(以下略
学生B:専修大学の××と申します。(以下略
学生C:関西大の△△です。(以下略
学生D:大東文化大の##です(以下略
オレ:東北学院大の(ピー)です(以下略
オレが大学名を言った瞬間、残りの4人がニヤけた。
そして、一人の面接官も「ち、何でこんな奴がエントリー通ったんだ?」みたいな顔をしてた。
で、質問タイムが始まったわけだが面接官はオレに全く話を振ってこなかった。
中央大と関西大の奴らを中心に、専修と大東文化の奴にちょっとだけ話を聞いていた。
「最後に質問は?」と言われたので、内心イラついていたもののオレは手を挙げて質問してみた。
オレ:御社では、部下が不満を持っていると分かったとき、どのように対応するでしょうか(わりとベタな質問)」
面接官:さーその人によるんじゃないんでしょうか。気にしないでも良いですよ。
うがった見方だが、その顔はどこか「いや、お前はここで落ちるからw」みたいな感じだった。
ショボーンとなりつつも面接が終わった。
で、帰りに面接で一緒だった人たちとスターバックスに行ってコーヒー飲んだ。
中央大の人から「私も東北出身なんですが、厳しいようだけど東北の大学生は東京来ない方が良いですよ。
知名度からいってまず落ちますから。それに東北の人は、ほら競争とか慣れてないじゃないですか」と言われ、
大東文化の人から「ボクも学歴的には良くないけど東京だと名前は通ってるからなー」とか言われた。
その場で泣きたくなったが堪えた。鼻水は出てしまったが。
東京は甘くなかった。

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