新10 1-
814:学生さんは名前がない 3/28 6:17:54 ID:RwtMdv9L0
今、勉強していて分かったのだが、
80年代後半のニュージーランドで、
今の日本のような急激なアメリカ型経済スタイルをモデルとした構造改革を行ったらしい。
その結果、失業率が大幅に上がり、貧富の差が拡大し、経済はなかなか回復せず、
経済改革としては失敗に終わったという。
結局、今のニュージーランド政府は「小さな政府」的な政策を撤回し、
規制緩和と国民生活保護(保険や年金など)を両立させるというフィンランド型の政策に転換した。
似たような他の例としては、アルゼンチンがある。
ここもニュージーランドと同じ経済政策を行った。
詳しい人は知っているだろうが、アルゼンチンはデフォルトを起こした。
デフォルトとは、事実上、国家の倒産を意味する。
現在のアルゼンチンは、成長率マイナス15%、失業率20%強、犯罪率の激増など
国家存続の危機に襲われている。
国家が国際機関(IMFや世界銀行など)からの借金を踏み倒しているので、
国際市場に加わる事も出来ない。
日本は、アメリカの債権を保有しているという事以外は、
アルゼンチン破綻直前とほぼ同等の経済構造をしていると云われる。
ドルが暴落したとき、日本の国家破綻も同時に引き起こされるらしい。

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