新10 1-
772:スゲエ名文ミッケ 2/8 0:11:47 ID:???
この手紙をもって僕の法務博士としての最後の仕事とする。
まず、僕の所業を解明するために、まこつ先生に分析をお願いしたい。
以下に、新司についての愚見を述べる。
新司を考える際、第一選択はあくまで受け控えであるという考えは今も変わら
ない。
しかしながら、現実には僕自身の場合がそうであるように、ロー入学時点で三
振博士となる蓋然性があることは旧司における丙案3回制限制でしばしば見受
けられる。
その場合には、国賠請求等を含む訴訟が必要となるが、残念ながら未だ満足の
いく成果には至っていない。
これからの新司の飛躍は、受け控え以外の方策の発展にかかっている。
僕は、君がその一翼を担える数少ない経験者であると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
君には新司の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、新司による無職ヴェテがこの世からなくなることを信じてい
る。
ひいては、僕の新司撤退後、君のヴェテ生活の一石として役立てて欲しい。
新司は生ける師なり。
なお、自ら法務博士の第一線にある者が訴訟もできず
釈明不能の三振で死すことを心より恥じる。


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