新10 1-
93:第一章「ぬるぽとの出会い」 / :
あ・・・あの、何か落としましたよ。
って、行っちゃった。
あれ?何か書いてある。なんだろう。
「・・・ぬる、ぽ・・・?」
ぬるぽ
その言葉の響きに私は魅せられたのかもしれない。
その日からというもの頭の中でずっとぬるぽの事ばかり。
日に日にぬるぽにハマってゆく私。
もうだめ、我慢できない!
仕事が終わり家に帰るとすぐにPCの電源を付け、ある掲示板を開く。
そしていつしかキーボードを見なくても打てるようになっていたあの言葉を今日も書き込む。
「ぬるぽ」

ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)