新10 1-
898:( ´∀`)さん / :
ヤマモト氏は大きくため息をつくと、口にくわえたタバコに火をつけた。
「この国は駄目になってしまった」
そう言いヤマモト氏はもう一度大きくため息をついた。
「いったいいつからこんな醜態が晒されていたんだ。」
ゆっくりと椅子に腰掛け、煙を吸う。
「この国はできた時から壊れていたのかもしれない」
短くなったタバコを灰皿に押し当て、ゆっくりと息を吐いた。
「これからもきっと壊れつづけて行くだろう」
ヤマモト氏はドアへと歩いていき、ドアの前に立つとこちらを見た。
「日本という国は壊れるためにできたんだ」
そしてヤマモト氏は最後にこう言い残し、去っていった。
「ぬるぽ」

ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)