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187:仕様書無しさん / :
ちょっと聞いてください。この前、バイトの面接受けにある会社のオフィスまで行ったときの出来事です。
中に入ると、受付やってる若い女の人が面接室らしきところまで案内してくれました。そして、お茶を出
しながら担当のものが来るまでしばらくお待ちくださいといいました。私は、とりあえず喉が渇いていたの
でお茶を一口飲みました。
(あれ、ぬるっ・・・ポットでちゃんと温めたのか?・・全く・・・)と、ぼんやり思いながら、ふとわき
の方をチラリと見ると女がこっちの方をじっと睨んでるのが見えました。
「あの、私の顔に何か付いてますか?」
「今、言いましたよね・・」
「え、何も言ってませんけど・・・?・・どうしまし・・・」最後まで言い終わらないうちに女は何を思っ
たのか、部屋の入り口の脇に置かれてあった傘立てを私に投げつけました。とっさの出来事だったので、
私は交わす暇も無く顔面に受けてしまい、額からドクドクと血が流れてきました。
「な!何するんですか!何なんですか!何でこんなことするんですか!」
「聞こえましたよ」
「はぁ?私は何も言ってないのにわけが分かりませんよ!」
「だからさっき言ったじゃないですか」
「だから何にも言ってネーだろ!お前アホか?」
「だから、『ぬるぽ』っていったじゃないですか。聞こえましたよ・・・・・あ、・・」
窓ガラスを突き破って女を外へ放り投げてやりました。
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