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怒瑠砲/牙津・・・ (ぬるぽがつ)
(1) 中国は元の時代、国土拡張を目論み周辺諸国への侵略を行っていた。
なかでも日本を攻めたものを日本では元寇と呼んでいるが、
その際に使用された艦載兵器が「怒瑠砲」である。
怒瑠砲は船首に固定された投石器から西瓜大の瑠璃(ガラス)を
打ち出すもので、その威力たるや凄まじいものであった。
怒瑠砲を驚異とみた日本側は九州北西部の湾岸に対怒瑠砲用の
防壁を建設。超大型の槍状のものを海に向けて並べて突き出し、
怒瑠砲から放たれた瑠璃を未然に海に突き落とすもので、
その形状が獣の牙のようであったことから「牙津」と名づけられた。
牙津は絶大な効果を発揮し、元寇が失敗に終わった主因とされている。
なお、現代にインターネット上で「ぬるぽ」と書き込まれた際に「ガッ」と
(殴るなどの描写を添えて)返されるのは、この名残りであるのは言うまでもない。
民明書房刊「神風吹いても桶屋は儲からない」より抜粋
関連スレ「民明書房刊 DNAに刻まれた中國のガイドライン」
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